
ホクレア号にクルーとして乗船予定の日本人女性、内野加奈子さん(左)とトンプソン氏 |
■ホクレア号が来年、日本に初上陸!
幼い頃に日系2世のヨシ・カワノに預けられたトンプソン氏は、「4才の時にヨシから釣竿をもらって、毎日一緒に海に出ていました。私が学んだ人たちのうちで、彼が一番重要な師であったと思います」と海の世界を最初に教えてくれた日系人のことを忘れていません。家の中は全て日本式で日本文化に誇りを持っていた彼から、トンプソン氏は自分の民族への誇りを持つことの大切さを学んだと言います。また、ホクレア号の日本行きはカラカウア王の時代に日本へ渡ったこともある父親のマイロン・トンプソン氏のたっての希望でもあったとか。1,880年に明治天皇と会談したカラカウア王は、日本の皇室に縁談を持ちかけたり、同じ太平洋の国である日本との関係の強化に努め、初めて日本からの移民の受け入れを実現させました。トンプソン氏は、「カラカウア王の努力の後を継いで、日本という特別な島々へ行くことはとても光栄なことです。(中略)この航海を、お互いの共通点を分かち合い、小さな平和をもたらすものにしたいと思っています」と語りました。
ミクロネシアへの航海の後、ホクレア号は4月中旬から5月下旬にかけて日本に到着する予定で、寄航する場所は、沖縄、熊本、長崎、福岡、山口、広島、愛媛(宇和島)、横浜となっています。古代のロマンと未来への希望を乗せたホクレア号がハワイから日本へやってくるのは、もうすぐです。 |