ハワイの歴史、気候や地理などを扱った「知識編」と、旅行者にとっての必須トピックを扱った「実践編」に分けてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部までお知らせください。
マイレージ・プログラム
●マイレージって何?
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| マイレージを上手に活用してお得に旅行を! |
今や旅の常識となっている「マイレージ」。でも、実は「今さら聞けない!」と思っているマイレージ初心者もいるのでは?! 今回は、知れば知るほど得をする「マイレージ・プログラム」についてご紹介します。
「マイレージ・プログラム」とは、各航空会社が運営する会員制プログラムで、FFP(Frequent Flyer Program)とも呼ばれます。つまり、「頻繁に飛行機で飛び回る人のプログラム」というわけです。飛距離に応じてポイントが加算され、無料航空券や座席のアップグレードなどの特典が受けられる仕組みになっています。飛距離をマイルで換算し、ポイントの単位としていることから一般的に「マイレージ・プログラム」と呼ばれています。また、飛行機の利用だけでなく、航空会社と提携しているクレジットカードを使ったり、ホテルやレストラン、銀行などといったサービス機関を利用することでマイルが貯まることもあるので要チェックです。 |
●各航空会社のマイレージ・プログラムの特徴 それでは、具体的に各航空会社のマイレージ・プログラムにどんな特徴があるのか比較してみましょう。日本からハワイに就航している航空会社は以下の6つです。
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日本航空 |
全日空 |
ユナイテッド |
ノース
ウエスト |
チャイナ
エアライン |
コンチネンタル |
| 就航路線 |
成田、名古屋、関空-ホノルル、成田-コナ |
成田、関空-ホノルル |
成田、関空-ホノルル |
成田、関空、名古屋(成田経由)-ホノルル |
成田-ホノルル |
名古屋-ホノルル |
| プログラム |
マイレージ・バンク |
マイレージ・クラブ |
マイレージ・プラス |
ワールド・パークス |
ダイナスティ・フライヤー |
ワンパス・マイレージ |
| 有効期限 |
3年
(翌々年の12月まで) |
3年
(翌々年の12月まで) |
3年以内にマイルの増減があればその時点から3年 |
なし(3年以内にマイルの獲得がなければ失効) |
6年(3年連続してマイル加算がない場合は登録を抹消) |
なし(18ヶ月以内にマイル加算がない場合登録を抹消) |
| アライアンス |
非加盟 |
スター・アライアンス |
スター・アライアンス |
スカイチーム |
非加盟 |
スカイチーム |
| 提携航空会社 |
アメリカン航空、他 |
スター・アライアンス、他 |
スター・アライアンス、アロハ航空、他 |
スカイチーム、ハワイアン航空、日本航空、他 |
マンダリン航空、デルタ航空、他 |
スカイチーム、ハワイアン航空、他 |
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表を見ると、それぞれの航空会社によってさまざまな特徴が見られますね。例えば、日本航空や、全日空などの日本の航空会社はマイルの有効期限を3年としているのに対し、外資系の航空会社では、一定の期間に「マイルの増減、または獲得があること」が条件としてあるものの、有効期限の設定が実質ないものが多いようです。また、「アライアンス」と呼ばれる提携グループも重要なポイントです。現在、全日空、ユナイテッド航空など16もの航空会社が所属する「スター・アライアンス」と、ノースウエスト航空、コンチネンタル航空をはじめとして9つの航空会社が所属する「スカイチーム」、そしてアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど8つの航空会社から成る「ワンワールド」の3つがあります。それぞれのアライアンスに所属している航空会社同士でマイルの利用交換ができるなどの特典があります。また、アライアンス以外にも、他社と独自に提携している場合も、同じような特典利用交換が適用されることも覚えておきましょう。例えば、ユナイテッド航空はアロハ航空と、そしてノースウエスト航空はハワイアン航空と、どちらもハワイ諸島間を飛んでいる航空会社と提携がありますので、マイルを貯めればネイバー・アイランドへの旅行もお得に出来るのが嬉しいポイントですね。
●マイルを貯める
次に、実際マイルを貯めるにはどんな方法があるのか見てみましょう。一番分かり易いのは、やはりフライトで貯める方法です。同じ出発地からハワイまでのフライトでも、航空会社によって多少の差異はありますが、おおまかな数字はどこも似ています。ただ、実際飛んでみると、その日の天候や諸事情によりマイル数が前後することもあるそうなので、あくまでも目安として考えてくださいね。
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| マイル加算率は重要なポイント! |
そして、知っておかなければならないのは、購入したチケットのクラスによって獲得できるマイルの加算率が違うということ。例えば、パッケージツアーなどに多く用いられる「包括旅行運賃」で旅行した場合、日本航空は50%、つまり成田からホノルルまでのマイル数が3831マイルですので、その半分の約1915マイルしか加算されないということです。更に、提携している航空会社を利用した場合は、全く加算されないということが分かります(下表参照)。反対に、ユナイテッド航空、ノースウエスト航空などの外資系航空会社は、「包括旅行運賃」でも100%のマイル加算率ですので、それぞれ3818マイル、3816マイルを丸々獲得できるというわけです。これも、マイレージ・プログラム選びの重要なポイントですね。
●フライトだけじゃない! マイルの獲得方法
マイルを貯める方法はフライトだけではありません。旅行に行かなくても日常生活でマイルを貯める方法はたくさんあります。航空会社が推奨しているクレジットカードで支払いをすると、100円単位でマイルを稼げるので、「知らないうちにこんなにマイルが貯まってた!」なんてことも。その他、旅先で宿泊するホテルを上手に選ぶと、そこでもマイルを貯めることができます。更に各航空会社のショッピング・サイトや、提携しているレストラン、ガソリン・スタンドなどのサービス機関を利用することもマイルを貯めるコツですね。ほかにも、外貨預金でマイルを貯めることができる「りそな銀行」、インターネットバンキングで同様にマイルを獲得できる「東京三菱銀行(平成18年より三菱東京UFJ銀行)」などの金融機関、加盟サイトのキャンペーンに参加するとマイルが貯まる「ネットマイル」や、各加盟サイトが発行するポイントを相互に交換することができる「Gポイント」などのユニークなウェブサイトなど、積極的にマイレージ・プログラムを取り入れているところはしっかりチェックしておきましょう。身近なサービスを利用して、小さなマイルを獲得することでいち早くマイル特典をゲットしましょう!
また、こうしてマイルを頻繁に獲得することによって、外資系航空会社に多く設けられている、「一定期間にマイルの増減、または獲得があること」という条件を満たすわけですから、自然と有効期限が延長されるということもメリットの一つと言えます。
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日本航空 |
全日空 |
ユナイテッド |
ノース
ウエスト |
チャイナ
エアライン |
コンチネンタル |
ハワイまでの
マイル数
(片道) |
成田:3831
(コナ::3996)
名古屋:4011
大阪:4103 |
成田:3831
大阪:4103 |
成田:3818
大阪:4116 |
成田:3816
大阪:4109 |
成田:3831 |
名古屋:4011 |
エコノミークラス
包括旅行運賃
加算率
(パッケージなどに
使用される航空券) |
自社:50%
提携:0% |
自社:50%
提携:0〜50% |
自社:100%
提携:50、または100% |
自社:100%
提携:0、または100% |
自社:100%
提携:航空会社、路線により異なる、ある一定のマイル数 |
自社:100%
提携:0〜100% |
エコノミークラス
格安航空券
加算率 |
自社:70%
提携:0〜70% |
自社:70%
提携:70% |
自社:100%
提携:100%
(全日空は50%) |
自社:100%
提携:0、または100% |
自社:100%
提携:航空会社、路線により異なる、ある一定のマイル数 |
自社:100%
提携:0〜100% |
エコノミークラス
正規運賃
加算率 |
自社:70〜100%
提携:70〜100%
(条件により異なる) |
自社:100%
提携:100% |
自社:100%
提携:100% |
自社:100%
提携:100% |
自社:100%
提携:航空会社、路線により異なる、ある一定のマイル数 |
自社:100%
提携:0〜100% |
ファースト
ビジネス
加算率 |
ファースト:150%
ビジネス:125%
(提携会社同率) |
ファースト:150%
ビジネス:125%
(提携会社同率) |
ファースト:150%
ビジネス:125% |
ファースト:150%
ビジネス:150% |
ファースト200%
ダイナスティ:150% |
ファースト:150%
ビジネス:150% |
クレジット
カード |
JALカード
<年会費>
2100円〜23100円
(カードの種類により異なる) |
ANAカード
<年会費>
1837円〜22050円
(カードの種類により異なる) |
マイレージプラス提携カード
<年会費>
1575円〜18900円
(カードの種類により異なる) |
ワールドパークス提携カード
<年会費>
1575円〜22050円
(カードの種類により異なる) |
提携カードはなし
*ただし、AMEXのトラベラーズ特典を利用可能 |
ワンパス JCBカード
<年会費>
*3150円(一般)
*10500円(ゴールド) |
一般加盟店:200円=1マイル(特約店は2倍)
*ただし、年会費に2100円を追加した場合、またはCLUB-Aゴールド会員以上は、一般加盟店での100円=1マイル(特約店は2倍) |
100円=1マイル
*マイルを電子マネーEdyに交換できるカードもある |
100円=1マイル
*ただし、カードの種類によっては200円=1マイル、または1000円で最大15マイル |
100円=1マイル
*ただし、カードの種類によっては200円=1マイル |
- |
100円=1マイル |
| ホテル |
7700以上のホテルと提携
*
1滞在につき200〜600マイル |
全日空ホテルズ、東急ホテルズなど1188以上のホテルと提携
*1泊200〜500マイル、または100円=1マイル |
ヒルトン、マリオット、ハイアット、スターウッドなど国内外のホテル
*ホテルによりマイル数は異なる |
ヒルトン、ハイアット、スターウッドなど国内外のホテル
*1滞在につき500〜750マイル |
マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループ、ハイアット、など
*1滞在につき250〜500マイル |
ウェスティン、Wホテルズなど
*ホテルにより参る数は異なる |
ショッピング
サイト |
JALショッピング |
astyle |
マイレージ・プラス・モール |
ワールドパークス・マイルモール |
- |
- |
| その他 |
レストラン、不動産、通信、ウェディング、車、他 |
ANAツアーでの旅行手配、レストラン、通信、車、タクシー、ウェディング、他 |
レストラン、レンタカー、パッケージツアー、他 |
レンタカー、レストラン、ネットマイル、投資、他 |
レンタカー、成田空港エムパイヤ免税店、他 |
レンタカー、レストラン、パッケージツアー、他 |
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●貯まったマイルをどう活かす?
貯めたマイルで、航空券を無料でゲットしたい! でも、日本からハワイに飛ぶ場合は、一体どれだけのマイルが必要なのでしょうか? 日本からエコノミークラスで旅行する場合、出発地には関係なく40,000マイルというのが主流のようです(チャイナ・エアライン除く)。ビジネス・クラス、ファースト・クラスは、料金が高い分たくさんマイルを使わなければなりませんが、それでもエコノミー・クラスの約1.5〜2倍。エコノミー・クラスの2倍の料金でファースト・クラスに座れると考えたら、これはお得ですよね。また、無料航空券のほかに、座席のアップグレードの特典も見逃せません。狭い座席で長時間座って、到着した頃にはヘトヘト... というのは良くあることです。座席の間隔が十分に取られているビジネス・クラス、ファースト・クラスにアップグレードして、ゆっくり眠ることができば、長旅の疲れなんかどこへやら!
また、日本国内の航空券と交換することができるのも嬉しいですね。日本航空、全日空などの日系航空会社はもちろん、ユナイテッド航空、ノースウエスト航空もそれぞれ全日空、日本航空を利用できるので、日本国内の旅行もお得に! そして、ハワイ好きの方がチェックすべきなのが、ユナイテッド航空とノースウエスト航空。それぞれ、ハワイ諸島間を結ぶアロハ航空とハワイアン航空との提携が成立しているため、エコノミー・クラスは10,000マイルから航空券と交換できます。更に、日系航空会社は2親等以内の親族に、外資系航空会社は制限なく誰にでも、貯まったマイルを譲渡することができるので、家族や友人同士で不足している分を補いあえば、もっと幅が広がりますね。
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日本航空 |
全日空 |
ユナイテッド |
ノース
ウエスト |
チャイナ
エアライン |
コンチネンタル |
往復特典旅行
必要マイル数
(ハワイまで) |
エコノミー:40,000
ビジネス:60,000
ファースト:80,000 |
エコノミー:40,000
ビジネス:60,000
(ファーストはなし) |
エコノミー:40,000
ビジネス:60,000
ファースト:90,000 |
エコノミー:40,000
ビジネス:60,000
ファースト:80,000 |
エコノミー:100,000 (140,000)
ダイナスティ:135,000
(175,000)
ファースト:150,000 (190,000)
()内はピーク期 |
エコノミー:40,000
ビジネス/ファースト:80,000 |
アップグレード
必要マイル数
(ハワイまで) |
ビジネス:40,000
ファースト:50,000 |
ビジネス:40,000
(ファーストはなし) |
ビジネス/ファースト:40,000 |
エコノミー正規運賃から:20,000
その他のエコノミー運賃、またはビジネスから:40,000 |
ダイナスティ:30,000 (40,000)
ファースト:40,000 (60,000)
()内はピーク期 |
エコノミー正規運賃から:20,000
その他のエコノミー運賃から、またはビジネスから:20,000 |
日本国内
特典旅行
必要マイル数 |
15,000 |
15,000 |
15,000
(ANA利用) |
15,000
(JAL利用) |
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- |
その他
利用方法 |
クーポン、Suica |
クーポン、記念品、電子マネー |
クルーズ、アロハ航空のチケット
*ハワイ諸島間20,000マイル |
ハワイアン航空のチケット
*ハワイ諸島間10,000〜40,000マイル(時期とチケットのクラスにより異なる) |
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| 特典の譲渡 |
2親等以内の親族 |
2親等以内の親族 |
制限なし |
制限なし |
制限なし |
制限なし |
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(2005年11月取材)
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